最近、ベジタリアン食やビーガン食がとても身近になりました。以前はベジタリアンと聞くと、「ちょっと変わった人たちの習慣。自分にはちょっと・・・」と距離を置くひとが多かったと思います。
時代が変わり、食事や運動にて健康的なライフスタイルをとることが重要視される中、ベジタリアンの食生活に注目が集まります。その中でも特に『豆』が。
豆はベジタリアンの食事における重要なタンパク源です。豆は植物性たんぱく質を豊富に含み、ベジタリアンやビーガンの人々が必要とする栄養素を補給するのに役立ちます。この豆について紹介しましょう。
豆の種類
豆類にはさまざまな種類がありますが、一般的に大豆、黒豆、ひよこ豆、レンズ豆、ガルバンゾ豆、ネイビービーンズなどがよく知られています。これらの豆は、タンパク質の他にも繊維、鉄、カルシウム、ビタミンBなどの栄養素も含んでいます。とくにひよこ豆やレンズ豆などは世界中さまざまな国の人たちに食べられる豆類でもあります。
ベジタリアンは豆をよく食べる
豆はベジタリアンの食事において肉や魚の代替として使われることがあります。例えば、大豆は多くの肉代替製品の主成分として使用されており、豆腐、豆乳、テンペ、豆ミートなどの形で食べることができます。ひよこ豆はフムスやファラフェルの主要な材料として使われ、黒豆はブラックビーンバーガーやメキシカン料理に利用されることがあります。
とくに最近では、大豆を用いた代替肉（大豆ミート）が身近なスーパーやネット、レストラン等で試すことができるようになりました。
低脂肪・低コレステロールな豆類
豆がどうしてベジタリアンたち健康志向な人々に人気なのか。それは、豆は低脂肪でありながら、飽和脂肪酸やコレステロールを含まないため、心臓など内蔵期間にとても良い食材とされているからです。また、食物繊維も多く含んでおり、消化をサポートし、血糖値の上昇を緩やかにする効果もあります。
ベジタリアンでなくても、会社の健康診断であまり良い結果が出なかった人も、ぜひ日々の食生活に豆類を取り入れてみましょう。
ベジタリアンにとって貴重なタンパク源としての豆
ベジタリアンやビーガンの方は、毎日の食事に豆を取り入れることで、必要なタンパク質を摂取しやすくなります。ただし、タンパク質の吸収を高めるために、豆と一緒にビタミンCを豊富に含む食材（例：トマト、レモン、オレンジなど）を摂取することがおすすめです。
ベジタリアンやビーガンは、バランスの取れた食事をつねに心掛けています。豆以外にも、穀物、ナッツ、種子、大豆製品、野菜、果物など多様な食材を組み合わせることで、タンパク質を主に必要な栄養素を摂取することができます。
ダイエットに最適・最強な『豆』を食べよう
以上、豆についての基本的な知識をご説明しました。わりと身近な食材ですが、日々の食生活に取り入れていない方も多いのではないでしょうか。最近では豆料理のレシピも増え、豆腐をアレンジしたサラダや、豆を材料につくったハンバーグを出すレストランもあります。
よい機会ですので、ダイエットや健康目的でベジタリアン風に、豆がメインの食生活に変えてみてはいかがでしょうか。